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香川へうどんを食べに行ったらレベルが違いすぎた

うどん県の衝撃について。

香川のうどんは……
とんでもなかったぞ……!!!

今回は陸路で行ったのだけど、静岡↔︎香川間は、想像よりずっと近く感じた。新幹線で岡山まで行けば、そこからは特急で1時間だ。
昼前にJRうどん駅へと到着した我々は、レンタカーで釜玉うどん発祥の店、山越うどんへ向かった。店の前には行列ができている。フェスの会場か?と思うほど広い駐車場へ車を止め、規模の大きな店を想像しながら歩いていくと、予想に反しこじんまりした商店のような風情の場所に着く。

そして並ぶこと50分。モリモリ麺を茹でている店内に入り、店のお母さんに注文を告げると、レジ横のカウンターでうどんが待ち構えていた。なんか、後会計のスタバみたいだ。釜玉うどん小、250円。250円のために約1時間も並ぶなんて、たぶん人生でこれきりだと思う。(これがのちにフラグとなることを我々はまだ知らない)

出汁醤油は自分でかける。慎重に、たらっとかけて、かき混ぜて、ズルズルっと食べる。んん〜〜??今まで食べてきたうどんと、明らかに違う。なんというか、フワッとしているのだ。うどんがフワッ?讃岐うどんはコシが強いものでは…?と困惑しながら噛んでいると、口の中が、わけのわからない旨さでいっぱいになる。な、なんだろう。麺か?たぶん、麺だ。麺がめちゃくちゃ旨い。とんでもない麺と、卵と、出汁醤油が完全に調和している……これが、うどん県の実力……。

カルチャーショックを引きずったまま次の店へと向かう。

ここでは醤油うどんと、かけうどんを食べた。関西特有の出汁が透き通ったかけうどんも、もちろん美味しい。でも、シンプルな醤油うどんの美味しさに、またもや衝撃を受けた。茹でたうどんに、出汁醤油をかけているだけなのに、なぜこんなにも旨いのだ。

やっぱり麺がおかしい。この土地では、麺のステータス異常が起きている。なんか入ってんのか?こわい……香川こわい。香川のうどんがこわい。