9月下旬になると、さつまいもがスーパーに並び始める。
まだ残暑もある季節だが、いよいよ秋の到来を感じる。
さつまいもを生で買ったり、たくさん貰ったりしたとき、調理に困った経験はないだろうか。
蒸し器を使うと鍋を洗うのが面倒だし、オーブンは時間が掛かる。
超簡単においしくさつまいもを食べたい!
そんなときにおススメなのが、こちら。
炊飯器である。
さつまいもは、切って入れて、炊飯ボタンを押すだけ。
これだけでおいしく食べられる。
さつまいも大好き人間の私が色々と試した結果、辿りついた最強の方法。
早速作ってみよう。
作り方
①さつまいもを炊飯器に入る大きさに切る
②水を入れる
※しっとりが好きなら50ml(コップの1/4くらい)入れるのがおすすめ。ホクホクしたさつまいもが好きなら水は入れなくても。私はホクホクしたさつまいもが大好きなので、いつも水を入れずに炊飯する。
③塩を入れる
※入れなくてもいいが、さつまいもの甘さが引き立っておいしいので、あるならパラパラと入れておこう。目安は3合炊きで、小さじ1/4くらい。
④炊飯スイッチを押す
※普通の炊飯モードでもおいしくできるが、玄米モードなど、加熱時間が長い炊飯モードを使うと、より甘くなる。
⑤完成!
炊飯器で加熱したさつまいもは、蒸かし芋と焼き芋の中間のような味わい。
おやつや、食後のデザート、ダイエット中の主食にもおすすめ。
炊飯器でおいしく芋を炊くコツ
炊飯器で芋を炊いて、失敗した経験がある方もいるかもしれない。
かくいう私も、いつもと同じように作っても、ぜんぜん火が通ってなかったり、甘くならなかったりしたことがある。
炊飯器で簡単に美味しく炊くには、ちょっとしたコツがある。
ちょっと細めの芋を選ぶ
大きい芋は火が通るまでに時間が掛かるので、細めの芋を選ぼう。
左のような太い芋しかないときは、少し小さめ(5cm幅くらい)に切ると火が通りやすい。
自分の好きな芋の品種で作る
シンプルな料理ゆえに素材の味が命なので、好きな品種を見つけておくのもおすすめ。
さつまいもは大きく分けて2種類ある。
しっとり系と、ホクホク系。
スーパーでよく見かける、安くて美味しい品種をご紹介する。
①しっとり系代表「紅はるか」
パサつきが少なく、甘さも強い品種。
しっとり系が好きならこれを買っておけば間違いなし。
②ホクホク系代表
・東日本代表「紅あずま」
昔ながらの芋の味。ホクホクしたさつまいもが好きならこれがおすすめ。
甘さもほどよく、芋らしい味わいが感じられる。
ホクホク大好き人間の私が、激推しする芋。
・西日本代表「高系14号」
五郎島金時や、鳴門金時、宮崎紅などブランド芋として名高い品種。
繊維が少なく、甘みが強い。
蒸かしただけで立派なスイーツになるので、炊飯器調理にもおすすめ。
蒸し器を洗う手間も、オーブンレンジを占拠される悩みもない。
炊飯器スイッチ一つで、美味しいお芋の完成!
温かいお茶を淹れて、秋のひと時を味わおう。
ぜひお試しあれ。