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カビ掃除とおさらば!カビの生えない風呂場のつくりかた

カビの生えない風呂場のつくりかた

カビとり掃除が面倒くさい。

しかも、徹底的に掃除しても、数週間~数ヵ月経てばすぐ黒いポツポツがあらわれはじめる。

この不毛なイタチごっこと、金輪際おさらばしたい。

引っ越しを機に「カビの生えない風呂場」を作ろう。

そんな誓いを胸に賃貸の風呂を維持して3年、なんとか入居時の白さを保っている。

実際にやってみて、効果があったことを書き留めておく。

カビ掃除を忌み嫌っている同士たちに、参考にしていただければ幸いである。

 

カビ掃除とおさらば!カビの生えない風呂場のつくりかた

 

カビを生やさないためには「初期設定」「維持管理」が大切。

まずは「初期設定」について。

カビを生やさないためには、とにかく「乾燥させる」ことが重要である。

これはカビの生えていない状態を維持するためなので、賃貸の入居時や掃除後に行うとよい。

初期設定

①溝という溝にマスキングテープを貼る

②シャンプーラックを壁付けにする

③風呂ふたを撤去

 

①溝という溝にマスキングテープを貼る

カビは溝が大好きである。溝は水分が残りやすいので、カビの温床になってしまう。

そこで、マスキングテープで溝という溝を徹底的にふさいでおく。

普通のマスキングテープは幅が狭くて貼りにくかったので、セリアに売っている24mm幅のマステがおすすめ。

私は2ヵ月に1度、カビ予防の燻煙をするタイミングで貼り替えている。

マステにカビがつくこともあるが、剥がせばキレイな状態に戻る。

剥がせばキレイ

 

②小物は全て「浮かせる収納」に

床に置くタイプのシャンプーラックは水はけが悪く、石鹸汚れなどが付着して、そこからカビていく。

そのため、床に置くタイプのワイヤーラックを撤去。

かわりに、壁にマグネットで取り付けられる棚を設置した。

Towerのこれが、安定感があってよかった。

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小物類は、S字フックを活用してタオル掛けに収納。

床に物を置かないことで、風呂全体を乾燥させやすくなり、カビの抑制につながる。

しかも掃除がラクになるので一石二鳥。

 

③風呂フタを撤去

まいにち浴槽に湯を張っているが、一人暮らしだと風呂フタに必要性を感じないので使うのをやめた。

フタは賃貸の備品なので、IKEAの収納ケースに入れてクローゼットの上に保管している。

ただ、複数人で同居の場合は風呂フタが必要になる場合もあるだろう。

その場合、なるべくフラットな蓋を選んで、↓のようなスタンドでフタ自体を乾燥させるようにすればカビを抑制できる。

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普段の掃除と対策

続いては「維持管理」。

最初にカビ予防を徹底しても、カビの生えない状態を維持するためには、日々の手入れが必要になる。

毎日やるんだったら、短時間でラクに終わらせたい。

日々の手入れで気を付けているのは、この3点。

 

維持管理

①風呂掃除は「入る前」ではなく「入った後」

②毎日換気を徹底

③2ヵ月に1度カビ燻煙

 

①風呂掃除は「入る前」ではなく「入った後」

風呂上がりに湯を張ったままにしておくと、浴室を十分に乾燥させられず、カビが生えてしまうことが多い。

そのため、風呂掃除は風呂に入ったついでに完了させる。

最初は面倒に感じるかもしれないが、すぐに洗えば汚れも落ちやすいので効率的。

バスタブクレンジングを使うと、浴槽をこする必要がないのでおすすめ。

LION バスタブクレンジング お風呂用洗剤 クリアシトラスの香り 本体 500ml

【風呂中のルーティーン】

お湯から上がった瞬間に栓を抜いて、バスタブクレンジングをシューッとしたら放置している間に体を洗い、風呂を出るタイミングで浴槽を流す。

※バスタブクレンジングは湯を抜くときにスプレーしよう。私も勘違いしていたのだが、空っぽの浴槽にスプレーしてもイマイチ効果がない。湯の量が減っていくと同時にバスタブがきれいになる仕組みらしい……!

最後に、こういうスキージーで床の水滴をざっと拭ったら完了(壁は自然に乾くので床だけでOK)。

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換気扇を回して、浴槽の扉を閉めておく(重要)と、翌朝には風呂全体がカラカラに乾いている。

 

②毎日換気を徹底

風呂を乾燥させるには、換気が重要。

換気扇は24時間つけっぱなしにしている。

風呂の扉を開けっぱなしにしておくと、十分に換気ができずカビが発生してしまうので、必ず風呂の扉を閉めて換気扇を回す。

とにかくカラカラに乾燥させて、カビをよせつけない風呂を作ろう。

 

③2ヵ月に1度カビ燻煙

カビ予防の為に、これを2カ月に1度使っている。

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使い方は簡単で、燻煙をしている間は放置するだけ。

サボると明らかにカビが増えるので、かなり効果は実感できる。

ただ2ヵ月に1回というのが、わりと面倒くさい。

私は偶数月の上旬にやると決めている(たまに忘れる)。

 

まとめ

カビの生えない風呂場のつくりかた

【初期設定】

①溝という溝にマスキングテープを貼る

②小物は全て「浮かせる収納」に

③風呂ふたを撤去

 

【維持管理】

①風呂掃除は「入る前」ではなく「入った後」

②毎日換気を徹底

③2ヵ月に1度カビ燻煙

 

とにかく乾燥させるのが重要。

やることが多く感じるかもしれないが、まいにち湯船につかる人なら掃除のタイミングを変えるだけだし、カビ予防の燻煙も基本は放置するだけ。

マスキングテープを貼り替えるのはそこそこ面倒だが、慣れてしまうと5分くらいで終わる。

習慣化してしまえば、結構ラクなのだ。

とはいえカビ掃除が人生イチ無駄だと感じる宗派なので、宗教上の理由で手間と思わなくなっている節もある。

 

すべて完璧にできなくても、ある程度カビの発生を抑えられるので、ハードルの低そうなところから挑戦してみてください。

この世からカビとり掃除がなくなることを祈って。

それでは!